ドル円

ドル円予想と戦略 2020.3.16~

2020年3月16日~のドル円予想と戦略です。

動画解説


為替にしろ株にしろ、
悪魔的ボラティリティーですね。

去年とか一昨年のドル円の
低ボラティリティーが嘘のようです。

やっぱり、
僕みたいなデイトレをやっている人間からしたら
ボラがあってナンボなんで助かります(笑)

だから、去年なんかはドル円は
取引通貨から外していたくらいなんですね。

ドル円のボラが拡大したのは、
長期三角保ち合いを上にブレイクして
112円をやってからですよね。

そして、武漢ウイルスと原油の下落が相まって
現状のような株価暴落と。

僕は3/1に出したドル円の予測で、
武漢ウイルスに関しては、ある程度もうマーケットが織り込んだとみて、
基本的にはドル円は104.50~105円が底なんじゃないか?としていて、

さらなる悲観シナリオだと、
アメリカ本土にウイルスが広がりだすと、
「ヤバイ」と言っていたんですね。

で、悲観シナリオが現実になってしまって、
ドル円も101円をつけて、
株式はこのありさまです。

その3/1の動画だったか、もうひとつ前の動画だったかで、
ラジオで楽天証券の社長が口座開設数が過去最高でウハウハで、

セミナーをやると、
これまではそれなりに経験のある個人投資家ばかりだったのが、
セミナーをやると、投資をやったことがなかった人たちがワンサカきてると。

上昇相場っていうのは、そういう大衆が参入してきたら、
もう終わりなんだよ、という話をしました。

で、数週間もたたないうちに、
そういう人たちは高値をつかまされて、
今回の暴落で狼狽売りと、
まあそういう人たちが実際に持ち株を手放したかどうかは
わからないですけども。

いま世間一般のニュースや記事を見ると、
もう絶賛総悲観じゃないですか。

なんだけど、楽天証券の話とは逆で、
ちまたの総悲観とは逆に、

株に関しては
僕は1回上がるんじゃないかと思ってるんです。

3/13にトランプが非常事態宣言を出しましたけど、
経済対策が好感されて、ダウが2000ドル上げましたね。

まだ今は武漢ウイルスは先が見えませんが、
この先、ウイルスのピークアウトの見通しが立ちだすと、

FRBのさらなる利下げ、今週3/17~18にFOMCがありますけど、
もしかしたらQE4なんかやりようもんなら、

さらに今、
PPT(プランジプロテクションチーム、アメリカの株価下支えチーム)が動き出してて、
それらが功を奏し始めると、
株については相当程度戻すんじゃないかと思ってるんですね。

「今回の暴落は金融危機が原因じゃなくて、
ウイルスパンデミックが原因なわけだから、
利下げや金融緩和やったってウイルスが死ぬわけじゃないんだから意味がない」

という意見は一理あるんだけど、
逆にいうと、

ウイルスの拡散が終息しだすと、
これらの金融・経済政策が効き出して、
高値を抜けてもおかしくないと思ってます。

日本だと政府の経済政策、
昨日の首相会見では具体的にはいってなかったですけど、
仮に消費税減税や軽減税率の全品目拡大なんか実現したりすると、
日銀のさらなるETF買いや、GPIFの買い支えなんかも含めて、
これは相当戻すんじゃないかと思ってます。

なんですが、
株は高値更新してまだまだ上がるよってことが
言いたいのではなく、、

まったく逆でして、
それは見せかけの戻しであって

それは10年以上続いた
アメリカをはじめとする世界各国の
中央銀行バブルの終わりの始まりなんじゃないかと、
個人的にはそんな想像をたくましくしています(笑)。

ちょっとまた前置きが長くなったんでで、
その話は置いといて、
ドル円のチャートをみていきましょう。

円先物、ドルインデックス20年シーズナルチャートを確認

円先物 20年シーズナル[逆]チャート

円先物20年チャート
[出典:EquityClock.comのチャートをBondoFX改編]

こういう、いわゆる
”ブラックスワン”な動きが起こってしまったので、
このようなアノマリー的なものは、
ちょっとあまり意味がなくなってしまいます。

とはいえ、シーズナル的には、
ここから4月のアタマまで
円安にいきやすい傾向にありますね。

IMM 通貨先物ポジションをチェック

次にIMMの通貨先物ポジションで、
投機筋の玉がどちらに傾いているのかをみます。

円IMMポジション

円先物ポジション

・ロング:+67132
・ショート:-53575
・差引:+8157

三角保ち合いの上辺を上抜いて、円安に傾いたんだけど、
ダマシで逆抜けしたため、円ショートは解消されて、
円ロングが増加しました。

IMMのポジション的には、円安でも円高でもない、
ニュートラルな状態に戻ったということですね。

仕切り直しですねこれは。

ドル円 現行チャートをチェック

ドル円 週足チャート (チャートはクリックで拡大できます)

ドル円週足チャート

ちょっと笑っちゃいますよね。
このチャートを見ると。

上にブレイクして、
ダマシになり、
下にブレイクして、
また三角保ち合いの中に戻ってきたと(笑い)

直近のボラを考えれば、
もうこの三角保ち合いは
あまり気にしなくてもいいのかなと。

チャート的には、三角の上辺をブレイクしたことで、
みんなが円安にいくと思い、
IMMのポジションでもそれは確認しましたよね。

なんだけど、それが否定されて、ダマシになり、
逆に三角の下辺をブレイクしたことで、
より強い下落になりました。

なぜなら、ロングの損切と、新規のショートの
ダブルの圧力がかかりますから、より強力に下がるんです。

この「ダマシが入ってからの逆側は強い」
というのは、相場の原理
ですね。

で、直近の足型をみると、下ヒゲが長くて、
前の陰線をほぼつつむようなかたちのローソクなんで、
これは強いと言わざるを得ません。

次に4時間足チャートをみます。

ドル円 4時間足チャート

ドル円4時間足チャート

4時間足をみますと、
右肩上がりのダブルボトムで、
ネックラインを抜けて上がっています。

高値からの波動にフィボナッチを当ててみると、
ちょうど61.8%まで戻してるんですよね。
すばらしいですね。

これは一旦いいところまで戻したとみてます。

従って、ここからは一旦この「戻しの修正」が入ると思います。

セオリーで言えば、
ダブルボトムのネックラインまで下げて反発ですが、

ネックラインでピタット止まることは
むしろ少ないので、最近のボラを考慮すれば、

このままフィボナッチを使うと、
38.2%のあたりまで戻すと考えるのが自然です。

このままダブルボトムとなった右肩を割れないで戻せば、
ダブルボトムのセオリー的には、
ネックラインの値幅の等倍は上がるがるとみれば、

110.50どころまで上昇余地はあります。

しかし、23.6%、もしくは右肩を割れちゃうと、
ダブルボトムをつけに101円どころまで下げると。

この場合は、もうひとつ大きなダブルボトムをつけにいくかたちですね。

そのひとつ大きなダブルボトム101円を割れるのであれば、
当然100円ないし、100円割れ、
ゴールドマンサックスなんかは95円の予測を出してますが、

でも、どうでしょう?

冒頭で言ったような、武漢ウイルスのピークアウトと、
経済政策の類、チャートのかたちからいって、
そこまでの円高にはならないんじゃないかなと。

むしろ大局的には円安とみてます。

ドル円 予想 まとめ

3/16~ 予想

61.8%まで戻したんで、
一旦いいところまで戻したと思います。

ここからは「戻しの修正」ってことで、
ダブルボトムネックラインの
106円~38.2%の105.30あたりまでの戻し。

そこでキレイに反発してくるようであれば、
ダブルボトムネックライン等倍の110.50円を目指す。

23.6%の103円後半~右肩の103円をきってくるようだと、
もう一段大きなダブルボトムの形成、
再び101円どころをつけにいく動き。

この場合は、108.50をネックラインとする、
もうひとつおおきなダブルボトムになります。

今のところ、100円や100円割れはみていません。

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