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2020年3月のドル円予想と戦略

2020年3月のドル円予想と戦略です。

ドル円 予想 動画解説

コロナショックによって、
米株が史上最高値からおよそ5000ドルの下げを演じ、
相関性の高いドル円も、
今年の最安値となっていた107.65円を
ザラ場で一時的に割り込みました。

2/23(日)に出した予想では、
直近高値、112.30~40をバックに調整売りで、

テクニカル的に三角保ち合い上抜けによる、
下値(110~110.70付近)確認の可能性、

そして、
新型コロナウイルスによる景気減速が
マーケットに意識されれば、
110円割れ、109円台に差し込むとしていました。

27日(木)までは、米株の暴落に対して、
「やっぱりドル円の下値の強さが意識されているな」
という感じで、概ね予想通りの展開だと思っていましたが、

28」日(金)に節目となる109.65を抜けで、
下げが加速された感があり、
結局、また三角保ち合いの中に入ってしまいました。

現状は、今年の安値107.65が意識されて、
FRBのパウエル議長の「利下げをほのめかす」緊急声明があったこともあり、
一旦108円どころまで反発しています。

実は個人的には、コロナショックは
マーケットには概ね織り込まれたんじゃないか、と思っていて、

FRBの利下げや、利下げの前倒し観測なんかも出てきており、
ここからの下げは限定的なのでは、と思っています。

ただし一方で、そもそも今の米株は
中央銀行のステルスQEと自社株買いで上げているだけで、
実体経済が伴っているわけではなく、
今回のコロナ騒動でそのメッキが剥げて、
またガンガン高値追いになるか、
といえば、それには疑問符がつきます。

それでは、現状のドル円チャートをみていきましょう。

あ、その前に
シーズナルチャートと
IMMのポジションの確認です。

円先物20年シーズナルチャートを確認

円先物20年チャート
[出典:EquityClock.comのチャートをBondoFX改編]

前回2/23(日)の記事で、シーズナルチャートの2月下旬の頂点を
現行チャートでいう高値112.30どころと考えると、
やはり調整しやすい、という見立てを紹介しましたが、
今のところ、実はかなり当てはまっています。

そうすると、ダブルトップ的な高値をつけに、
3月上旬は円安に向かいやすい、という傾向になり、

その後、いったん下げて3月中旬から4月まで
円安に向かいやすい傾向です。

IMM 通貨先物ポジションをチェック

次にIMMの通貨先物ポジションで、
投機筋の玉がどちらに傾いているのかをみます。

IMM円通貨先物ポジション

円先物ポジション

・ロング:+53855
・ショート:-110244
・差引:-56389

現状の最新のIMMポジションは、
2/25(火)のものです。

やはり前回の動画(記事)で予想したように、
三角保ち合い抜けの円安方向への急騰に伴い、

円売りポジションが3万枚も増え、
円買いポジションは微減しており、
円売りへの傾きが大きくなっています。

ただし、ここからは、
コロナショックによる円高で
ポジションがどうなるか、ですね。

今回の円高によって、
さらに新規の円売りポジションが増加するのか、
円高方向への転換に向けて、円買いポジションが増加するのか、
3/7(土)のポジション公開に注目です。

ドル円 現行チャートをチェック

ドル円 月足チャート (以下のチャートはクリックで拡大できます)

ドル円月足チャート

長期三角保ち合いを週足レベルでは抜けましたが、
月末である2/28(金)の下落で、
結局、三角保ち合いのブレイクは長大上ヒゲとなり、
今年の安値107.65も一時的に割り込む、
「ダマシ」のようなローソク型になりました。

ドル円 週足チャート

ドル円週足チャート

週足をみると、
大陽線のあと、さらなる大陰線となり、
再び三角保ち合いに入ってしまったことで、
テクニカル的には、またまたこの中で
もみあいになる可能性があります。

現状のレベルでのもみ合いを続け、
ないし、三角保ち合い下限の
107~109円レベルで足場固めとすれば、
再び円安方向、112円に向けて上昇を見込みます。

逆に今度は三角保ち合いの下限を割れれば、
105円を刺しに行くことも考えられますが、
上は112円で止められたように、
105円では止められるとみています。

ドル円 日足チャート

ドル円日足チャート

107.00~107.50のサポートゾーンで支えられて、
再び三角保ち合いの中をウダウダやる展開でしょうか。

コロナショックが続くのであれば、
三角保ち合い下限を割り込み、

テクニカル的、かつチャートの対称性を考慮すると、
105円まで下落して、上は112円、下は105円という展開になったら
合わせ鏡のようになっておもしろいですね。

チャートというのは、そういった
対照的な軌道を描くことは結構あります。

さらに補足すると、

FRBや日銀の金融政策、
GPIF、機関投資家の需給などを鑑みると、

三角保ち合いの下限を抜けても、
105円以上の円高になりにくく

2月アタマに公開した動画で言及した
三角保ち合い抜けのパターンの3番目である、
三角保ち合いを抜けても一方向に走るのではなく、
結局、レンジが継続するという展開もあり得る気がしています。

ドル円 2020年3月 予想 まとめ

直近は107円台~109円台でウダウダやり、
値固めができ次第、何かの材料
(コロナウイルスの終息、FRBや日銀の政策など)で112円に向けて上昇。

コロナショックが続けば、105円まで差し込むも、
105円レベルでは反発し、また保ち合いに戻る。
(相場の対称性)

シーズナルとしては、
4月まで円安に向かいやすい傾向。

投機筋のポジションも円安に傾いてきている。

つまり、円高方向への値幅は限定的で、
円安の方に上昇余地がある
とみる。

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