FXメソッド(手法と戦略) FX初心者向け

FX「負け組」から「勝ち組」への転換点シリーズ(5)“○○○”の特徴をつかむ

僕の負け組時代の、
とある1日のトレード(夏時間)をご覧ください。

時間 思考と行動 結果
7:00 昨日のダウをチェックしよ。
8:00 出勤
9:00 出社。日経平均、ドル円チェックしよ。
12:00 ①よしゃ昼休み!トレードタイム!お、レンジ抜けそう。抜けた!これはブレイクだ、いけええ! 負け
16:00 ②トイレ休憩でポンド円チェック。お、すげえ伸びてる!ダブルボトムで反発しそう、逆張りスキャルだ! 負け
19:00 終業。クソっ!今日は2連敗だ。帰ったら頑張るぞ!っしゃらー!
21:00 今日の本番はここからだ。しかも21:30に指標。絶対取り返す!
21:30 ③ドル円上だー!一気に110円のラウンドナンバー到達ナンピン、あれ抜ける?ナンピン!あれれ、、ナンピン!! 負け
23:00 ④ふう、ふうっ(怒)このクソが!戻ったところ絶対買ったるからな。押し目キターッ!ロング! 勝ち
0:00 ⑤おおお、なんか急にユーロがトレンドとは逆に動き出した。よし、戻り売り、戻り売り! 負け

色が変わっているところがトレードした時間です。

会社勤めのサラリーマン時代のタイムテーブルです。

どうでしょう、
似たようなことやっている方いませんかね?

注目すべきは「時間帯」。

今回は、僕自身が「負け組」から「勝ち組」になれた
転換点シリーズ、第5弾。最終回です。

第1弾はこちら
第2弾はこちら
第3弾はこちら
第4弾はこちら

”時間帯”の特性を把握せよ

上記した1日の中では、
①~⑤の合計5回のトレードを行いました。

それぞれ時間帯の特性などを鑑みて、
なぜ負けたのか、勝ったのか、おわかりになるでしょうか?

それぞれ5回のトレードを
個別にみていきましょう。

①12:00のトレード

仕事が昼休みに入るやいなや、レートチェックです。
もうトレードがしたくてしたくて(笑)。

そうしたらちょうどレンジを抜けそうではないですか。

弁当を食いながら見ていると、レンジ抜け確定。
これはブレイクアウトの基本だ。

ブレイクした方向にエントリー!

そこでチャートを閉じ、
昼休み終わりの13:00に見てみたら
レンジ内にもどっており損切となっていた。。

ポイント

東京昼休み(11:30~12:30)は、
文字どおり相場参加者の大半が休んでいるので、
プレイヤーがいない。

つまり、ブレイクしても追随する人がいない
ゆえにそのブレイクは”フェイク”となり、
むしろ逆張りの好機となる。

②16:00のトレード

大便所内でチャートを見てみると、
ポンド円がかなりの勢いで下げている途中でした。

5分足で見ていたので、15分足に時間軸をあげてみると、
今日の早朝につけた安値に到達しそうで、
いわゆる”ダブルボトム”になりそうなかたち。

そのサポートまで一気に下落してきたので、
逆張りの買い!

「1本のローソク足でこんだけ下落してきたんだから、
ダブルボトムが意識されて、
分速スキャルで10pipsくらいは取れるでしょ。
休憩も5分くらいしかとれないしね」

5pips程度は戻すも、すぐにサポートを突破し、
分速で損切りにひっかかる。

その後の伸びをみれば、
逆指値を入れておいたのがせめてもの救い。。

ポイント

最大の取引量を誇る欧州タイム。
ロンドン勢がこぞって参加してくる16時(夏時間)は、
あらたなトレンドが出やすい時間帯。

また、この”欧州初動”の動きは特徴的

初動の動きを見極め、トレンドに乗れれば、
かなり稼げる時間帯となる。

が一方で、トレンドが出やすいぶん、
伸びたとおもって安易な逆張りで入ると痛い目をみる

③21:30の指標トレード

さあ、お待ちかね。
21:30の指標トレードのお時間です。

今日は2連敗してるから、
指標トレード(別称ギャンブルトレード)で取り返す!

でもやっぱ、発表前に賭けで入るのはコワイから、
値が動いてからエントリーすることにしよう。

ドル円は20pips上がちょうど節目の110円だから
これは相当に意識されるはず。

従って、110円に到達すれば、一度は戻すだろう。
110円タッチで売りのスキャルでいくぞ!

21:30 指標発表

ドーン!予想どおりドル円上昇!
110円タッチ、ショートエントリー。

あれ?おいおい抜けるよ。
あれ、あれ、どこまで行くの?
ええい、110.10ナンピン、110.15ナンピン、110.20ナンピン…

…110.35まで到達。ロスカット。。

こんなに上げるなんて聞いてないよ。。。

ポイント

トータルで勝ちたいなら指標トレードは慎むべき。

(ギャンブルがやりないならどーぞ)

④23:00のトレード

とりかえすつもりが、まさかの3連敗。
んなアホな。くっそ!絶対に今日中に取り返してやる。

おお、さっきの指標で上げたドル円が垂れてきた。

押し目となるサポートラインまできたきた。
押し目買いのロングエントリー!

これは思いどおりに上昇し、利確!
今日はじめての勝利。
ただ、損失を埋めるにはほど遠い。。

ポイント

22:00~1:00は、米国勢が参入してくるので、ヤンキーに加え、
欧州勢、日本の個人投資家などが入り乱れる時間帯となる。

かつ、23時という1時間単位の切り替わりのタイミングで、
誰がみてもわかりやすいチャート形状の場合、
(今回の場合は押し目買い)
こぞって注文が集まるので、トレンド方向に伸びやすい。

しかし、多種多様な思惑が飛び交う”カオス”状態ともいえ、
思ったよりもトレンドが伸びない場合も多い

最近の相場はこれが顕著になってきてるように思う。

⑤0:00のトレード

ドル円が上げていたからか、
ユーロドルがしばらく下落していたけども、
なんか急に巻き戻してきたぞ。

こりゃ戻り売りの好機じゃないか!?
おし、戻りを売ったれ!

と思ったのだが、
予想外に上昇してあえなく損切り。。

トレンドは下向きだったのに、なんでこんなに戻るの??

なぜなら、

ポイント

夏時間の0:00というのは、
ロンドンフィックス(ロンドンフィキシング)といって、
対顧客向けの1日のレートが決まる時間帯。

要するに、この時間は
欧州系通貨の実需の売買が大量に発生するため、
レートが大きく動きやすい

つまり、テクニカル要因やファンダメンタル要因ではなく、
実際の需要での為替取引が活発になるため、
それまでのトレンドやテクニカルを無視した動きになりやすい

これでわかった、時間帯というファクターの重要性

あまりにも”典型的過ぎる”
「実例」をさらしてしまいましたが、
わかりやすさを優先しました。

時間帯の特徴を無視して(知らないで)取引することが
どんなに無謀であるか

それをわかってもらえれば幸いです。

初心者のときは、
どうしても目の前のチャートの動きや
縦軸の値段の動きに目がいってしまい

時間の経過という横軸の動きや、
時間帯の特性ということまで考えが至らないことが多いです。
(縦・横のほかに、さらに”奥行き”という時間軸もある)

やはりそれらを総合的に考えられないと、
なかなか勝ち続けられるようにはなりません。

これには練習・実戦・復習をくえりかえす
いわゆるPDCAサイクルを
まわし続けていくしかありません。

だから、トレードというのは、
今すぐ、簡単に、ラクして稼げるようなものではないんです。

逆にいえば、
地道にコツコツ「正しい努力」を続けていけば、
誰でも勝てるようになれます。

スポーツや芸術と違って、
才能はいらないのですから。

-FXメソッド(手法と戦略), FX初心者向け

Copyright© BondoFX 織田凡人 トレードの勘所 , 2020 All Rights Reserved.