ユーロドルは4時間足における約75pipsのはらみ①の中におり、さらに、その中の約45pipsのはらみ②の中にいます。
ユーロドル 4時間足チャート
中期の下降チャネルの下限に頭を抑えられ(1.2000どころ)下落し、75MA、20EMAも下降する中、3日間ほどこの75pipsのレンジの中にいて、直近はその下半分のはらみ②いるということは、
素直に考えると、下ブレイクする圧力が高まっているため、来週のどこかでブレイクする可能性があります。
下ブレイクの場合は、1.17000どころまでの下落です。
さて、ここでふだんあまり見ることのない月足をみてみます。
ユーロドル 月足チャート
月足チャートですから、一気にスケールが変わります。
一番左側は1997年からのチャートですので、ユーロではなくまだマルクです。
1.17000~1.16000付近は何度もレジサポになっているのをみると、ネックラインとして機能しているようにも見えます。
長期下降トレンドラインに上値を抑えられてきて、75MAも下降している、直近は水平になっている20EMAにタッチしそうなところです。
このネックラインで反発し、時間経過とともに横にスライドするかたちで長期下降トレンドラインを抜けていくと、新たなユーロ上昇トレンドとなるでしょう。
逆に、このトレンドラインや75MAに抑えつけられるかたちでネックラインを割れると、今度こそパリティ(1.0000割れ)がみえてきます。
つまり、ユーロの分水嶺に近づいているということですね。(半年~1年タームの話ですが)