ドル円は108円どころのレジスタンスを突破し(そこにあった損切と追随の買いで)大陽線をつけて109円まで伸びました。
以前に掲載した4時間足のエリオット波動カウントの第5波を修正して、下図のようにしています。
ドル円4時間足 エリオット波動カウント
107.50を超えてからの動きが、一気にギュイーンと伸びる最終上昇波動の5波動目の特徴を表しています。
買いが買いを呼ぶ、いわゆる”バブル”となる5波動目ですが、これの悩ましいところは、どこまで伸びるか、いつ終わるのかが誰にもわからないところです。
(いろいろなテクニカルで目安は導き出せるが、結局は終わってみないとわからない)
個人的には、このあたりで時間調整を伴ってから、再び下落に転じるのでは、と思っています。
逆に110.50の高値を超えると、ダウ理論的に上目線に転換となるので、円高トレンド終焉の最初のシグナルとなります。
ただ、110.50を一時的に超えても、長期の下落トレンドラインがあるので、110.50を超えたからといってすぐに飛び乗り、買いでついていくのは禁物です。
その下落トレンドラインを越えれば、ようやく115円の道筋が開けるでしょう。
ドル円
5波動目の上昇中。どこで終わるかの見極め
時間調整を伴ってから下落波動に移行
110.50を上抜いたら上目線に転換も、長期下落トレンドラインで抑えられる可能性→下落