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勝者の知恵袋 ダマシからの逆ブレイク

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相場の特徴と大衆心理の観点で、マーケットから利益を頂戴するための技術・考え方を紹介します。

世の中には星の数ほど「手法」と呼ばれるものがあり、やたらに複雑なものも存在しますが、勝つために必要な要素は意外とシンプルだったりします。

今回はいわゆる「ブレイクアウト手法」ですが、非常に勝率が高く、あなたの利益増大に貢献することうけあいです。

各取引時間帯の特徴

まず、予備知識として、東京時間、欧州時間、米国時間などの各時間帯についての特徴を把握しておきます。

東京時間:欧米時間に比べて小動き。レンジブレイクしてもダマシとなることがよくある。9時55分の中値決めに向けて円安傾向。

欧州時間:欧州序盤に東京時間の高安を意図的にブレイクさせるダマシ(「欧州ダマシ」)がよくある。

米国時間:欧州の午後と米国の午前が重なる21:00~1:00頃が最もボリュームが大きくなる。23時オプションカット。0時ロンドンフィクス。

マルチタイムフレーム分析

まずは当たり前のマルチタイムフレーム分析で日足チャートを確認します。

ユーロドル 日足

今回はユーロドルの日足です。

ユーロドル日足チャート

日足レベルだと方向感のない、レンジの中だと把握できます。

現状、大きく上げて大陽線を形成、上にある下降トレンドラインが意識されて、ちょっと上ヒゲをつけている状態です。

つまり、「レンジ上限に向けて上げてきたが、そろそろ頭が重くなりそうだ」と見当をつけます。

(決め打ちではありません。あくまで「どちらかというとその確率の方が高そうだ」程度のバイアスです)

ユーロドル 15分足

ユーロドル15分足チャート

前日から上昇してきて、「上がるならここまで上がるだろう」と予測していたレジスタンスゾーンまで上昇し、そこで天井圏を形成していました。

天井圏のレンジは深夜から東京時間にかけてです。

東京時間の特徴として、このレンジは抜けないだろうと見ていました。

同時に、ブレイクするとしたら欧州時間に入ってからだろうと予測していました。

そして、15時すぎ欧州時間に切り替わったら、すぐにこの動きです。

ユーロドル15分足チャート

それなりの時間レンジをつくっていたので、そのぶん「待ってました!」とばかりに勢いよくブレイクアウトしました。

FXの教科書みたいな本には、このブレイクアウトで乗れと書いてあります。

さらに5分足に落してみます。

ユーロドル 5分足

ユーロドル5分足

一旦、サポートライン(レンジ上限のライン)と上向きになった移動平均線まで落ちてきました。

「でた、プルバックの動き!これは絶対買いだ!」

ということで長い下ヒゲを2回つけた後(2回目の下ヒゲはピンバー)、実際に再び勢いよく上昇しています。

ちょっとき気の利いたFXの教科書みたいな本には、このプルバックの動きを待ってロングしろ、と書いてあります。

すばらしい。

上昇トレンド中の踊り場(レンジ)形成で、上方向へのブレイクであればそれでよいことも多いです。

しかし、日足の形状を思い出してください。

レンジの上限付近。すぐ上にトレンドラインあり。頭重し。

1分足に切り替えて様子を見ます。

ユーロドル 1分足

ユーロドル1分足チャート

あれ、なんだかすぐに失速しちゃって、しかも高値を越えられず、高値切り下げのダブルトップのようなかたちになってきています。

すでに3本陰線が出ていますので、ブレイクアウトトレーダーには若干焦りの感情が芽生えはじめます。

いや、でも1分足だし。ダイジョーブ。

ユーロドル1分足チャート

希望的観測とは裏腹に、ふたたびサポートライン(レンジ上限)まで下がってきてしまい、クラスター(小さいレンジ)をつくっています。

しかも上ヒゲをピュンピュン出しています。

これはブレイクアウトに乗ったけれども諦めたトレーダーの売り(撤退&損切)と、押し目だと思って買い参入しているトレーダーの攻防です。

「欧州ダマシ」からの逆ブレイクをねらう

こうなるとレンジに戻ってしまうのは時間の問題で、クラスターのミクロダブルトップの上ヒゲを見てから売りエントリーしました。

つまり、このブレイクアウトは欧州時間の序盤によくみられる「欧州ダマシ」だったわけです。

ユーロドル1分足

そうすると、上方向のブレイクアウトで買っていたトレーダーは慌てて損切(売り)します。

そして新規の売り方も参入してきて、いわゆる「ダブルの圧力」(損切の売り+新規の売り)がかかるため、一気に下落していきます。

さらに、上方向のブレイクが間違っていたということは、下方向へのブレイクの証左になるため、そのまま下方向へブレイクする確率がかなり高くなるのです。

なお、今回は日足の形状から上は重いとみていたので、素直にダマシとは逆方向が正解となりましたが、

これが例えば、上昇トレンド中の踊り場レンジだった場合、上へブレイクのダマシから、さらに下のブレイクもダマシて、やっぱり上方向にブレイク(結局はトレンド方向にブレイク)という動きも実際にあります。

まとめ

日足、4時間チャートで環境認識。
(1分、5分、15分チャートばかり睨まないように)

「欧州ダマシ」を頭にいれておき、東京時間の高安やレンジのブレイクを待つ。

ダマシの動きとなるか小さい時間足に落としてローソクを観察する

エントリーサインのプライスアクションが出たらエントリー

相場環境によっては、ダマシのダマシもある

 

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